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近況: 「人にやってもらう」ということ

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ここ2ヶ月、エントリができなかったのは、仕事忙しく、ほぼ終電帰りであり、休日はほぼ体力回復にあてているような状態だったことが一因であります…と言い訳から始まります。


ギリギリ終電中央線


ここのところ、仕事が忙しくなってきているのは、純粋にこなさなければならない仕事量が増えているということもありますが、人に仕事をお願いするときのちょっとした一工夫をする余裕すらなかったというのも、原因なのではないかなと、少し冷静に振り返ることができるようになりました。

たとえば、下記の記事。

メールの前置きはそこそこに、たとえば「火曜日の会議時点でのドラフトを添付します。修正すべき点があれば、月曜日の午前9時までに返信ください。」と、期限を明記するだけ。ごくカンタンな工夫なので、ぜひ取り入れてみてください。
メールを「返信期限つき」にすれば、早めに返信をもらいやすい : ライフハッカー[日本版]

去年の今頃の自分だったら「そんなことはわかっとるわい」と思ったことでしょう。 実際、その程度の工夫はしていましたし。 でもいっぱいいっぱいになると、できなくなってしまうんですね…これが。 なぜそんな事態に陥ってしまうのか。

「自分でやる」か「人にやってもらう」かを考えたときに反射的に「自分でやってしまおう」というスタイルが身に付いてしまっていたということに気がつきました。 人にやってもらうことを優先的に考えておらず、最終的には「自分がもっとがんばればいいのだ。(I will work harder.)」という発想になってしまうんですね。

で、いっぱいいっぱいになって破綻する…と。 私は破綻直前で、オフィスで泣き叫びながら上司に訴え、個人的には状況が改善されました。 よく考えらたら、それまでは「やってもらう人」すら、いませんでしたからね…。

なお、ジョージ・オーウェルの小説『動物農場』で「わしがもっと働けばいいのだ。(I will work harder.)」といっていた雄馬のボクサーは病気になったとたん売られてしまいました。日本の労働環境も壊れたらポイの側面があるのは間違いないと思いますので、気をつけたいところです。

動物農場 (角川文庫)

動物農場 (角川文庫)

「ちょっと分からないので調べておきます」とか「ミスしてしまいました」というような言葉が、チームメートや部下から聞こえてくるということは、普通でも言い難いことを必要以上に言い難くさせていないということなので、それは信頼の表れだとStarbucker氏は書いています。また、自分の役割に責任をもって仕事を果たそうとしている、いいメンバーや部下がいるということの表れでもあります。
部下からどんな言葉を言われているかで「いい上司」かどうかが分かる : ライフハッカー[日本版]

仕事量が多いなかでも、こういう雰囲気を保てるようにしていきたいなと思いつつ、昔読んだ本を今読むと新たな発見があるのではないかと思い、読み始めています。 以前は気がつかなかったけれど、今の自分にフィットする言葉が転がっているかもしれません。下の言葉は、以前も大事だと思っていたけれど、あらためて心に刻みたい言葉と考えて残しておきます。

門田隆将・著『甲子園への遺言』より。

1. 素直であること 2. 好奇心旺盛であること 3. 忍耐力があり、あきらめないこと 4. 準備を怠らないこと 5. 几帳面であること 6. 気配りができること 7. 夢を持ち、目標を高く設定することができること
高畠さんは、選手が悩んでもいない時に教えても意味がないことを知っています。相談を受けて初めて自分の出番がやってくるということを知っているんです。それでも絶対ああしろこうしろとは言いません。彼らが最大限の能力を発揮できるように"環境"を整えてあげるのが自分の仕事だというのです。

甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ 高畠導宏の生涯 (講談社文庫)

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