※ ここに書かれている情報は、2016年6月末に上海に滞在した際の経験にもとづいています。
背景
初めて中国出張(上海)に行くことになり、1週間程度の滞在とはいえ、
- TwitterやGmailが使えなくなるのは嫌だな…
- また、ホテルでちょっとゲーム(スマートフォンから「刀剣乱舞」)したいな…
などの思いから、様々な対策を用意して、使えるかどうか確認をしてきました。
今後もっと長期の滞在をしないとも限りませんので…。
GFW (金盾)の存在
なぜ、TwitterやGmail、DMMで提供されているゲームが使えなくなるのか、それは The Great Fiwewall (The Great Wall 万里の長城のもじり) 「金盾」の存在があるからです。
中国のネット検閲(ちゅうごくのネットけんえつ)とは、中華人民共和国において実施されている、インターネットに対する検閲である。法律に従って60以上の条例が中国政府によって作られ、地方の国有インターネットサービスプロバイダの一部や、中国政府、商社、団体などが検閲を実施している。ただし、中国の特別自治区である香港やマカオには適用されない。しかし最近では、ヤフー香港など、本来見られるはずの物が見られなくなってしまった。これは中国にはないような自由な記事が載っているからだと言える。
政府は、インスタントメッセージングサービス、チャット、テキストメッセージを使った反日、反汚職、反不正に関する意見を抑圧しようとしている。インターネットポリスは30,000人以上だと見積もられており、インターネットフォーラムやブログ、Sohu(捜狐)やSina.com(新浪)といったポータルサイトにおいて、政府に不都合な批判が現れると、通常は数分で削除する。
中国のインターネット抑圧の装置は他の国よりも大規模で高度であると考えられている。政府はウェブサイトへのアクセスを妨げるだけでなく、個人のインターネットアクセスも監視する。アムネスティインターナショナルによれば、中国では投獄されているジャーナリストと反政府活動家が世界で一番多く、留意すべきであるとしている。海外のグループとの通信、法輪功の迫害に対する反対、インターネット上の嘆願に署名、不正の改革の要請は軽犯罪で起訴される。
中国のネット検閲 - Wikipedia
「金盾」の仕組みについては下記がわかりやすいです。
gigazine.net
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