12年前に上野の東京都美術館で開催されたミュシャ展を見に行って図録を買ってくるくらいにはミュシャ好きな私です。

12年前のミュシャ展の図録を眺めて気分を高める。
今回はチェコ門外不出の『スラブ叙事詩』が揃って見られるとのことで楽しみに見に行きました。
見に行ったのは、3/16(木)の日中です。
NHKの特番の前に見に行ったほうが空いているかなと思いまして。(それでも結構混み合っていましたが)
www.mucha2017.jp
www.nhk.or.jp
スラブ叙事詩

スマートフォンのカメラでは収まらないっす。
スラブ叙事詩はざっとチェコの歴史を中世から振り返る作品です。
とにかく大きいので、単眼鏡やオペラグラスがあると見やすいでしょう。
歴史
歴史を描いた作品ですので、描かれた歴史について知っておくと、理解が深まるかもしれません。
- スラブ民族とギリシア正教
- タンネンベルクの戦い(グリュンヴァルドの戦い)
- フス戦争
ギリシア正教会
キュリロス (スラヴの(亜)使徒) - Wikipedia
フス戦争 - Wikipedia
メトディオス (スラヴの(亜)使徒) - Wikipedia
タンネンベルクの戦い (1410年) - Wikipedia
以上を知識としておさえておくと「えっ、こういう描き方するの?」「注目するところ、そこ?」というツッコミができるかな、と思います。
その他展示(後半)
アール・ヌーヴォー時代など、ミュシャの生涯を振り返っての展示が堺市立文化館の「堺 アルフォンス・ミュシャ館」の所蔵品を中心に多く展示されています。
堺市のコレクションは、カメラのドイの創業者土井君雄氏の蒐集品が元になっています。
mucha.sakai-bunshin.com
(堺 アルフォンス・ミュシャ館は、2017年6月末まで臨時休館中)
土居君雄 - Wikipedia
カメラのドイは、2006年に倒産してしましましたが、氏のコレクションがこうして残っていることは、ありがたいことです…。
一緒に見に行った娘は、塗り絵がしたいと言い出しました。確かに塗り絵向きの絵ですよね。
実際、塗り絵の本もいくつか出版されていることを知りました。
親しんでくれると嬉しいなと思います。