手帳術と手帳戦略(その2)

手帳術と手帳戦略(その1) | 君のてのひらから の続き

手帳戦略にあたる部分を書いた本のひとつは、『一冊の手帳で夢は必ずかなう』です。

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法

この本で書かれている手帳の使いかたをまとめると、

  1. システム手帳に「なりたい自分」のイメージを書く
  2. 「なりたい自分」と現実を比較し確認するために手帳を使う
  3. 「なりたい自分」に近づくためのアクション日々の行動に落としこむ(ToDo管理のための手帳)

となります。

「なりたい自分」に近づくためのアクションを日々のタスク・ToDoに落としこんでいく考えかたは、フランクリン・プランナーですね。熊谷氏がこの本を書くにあたって、フランクリン・コヴィーの著作もずいぶんと参考にされているのではないかと想像します。

「なりたい自分」を書くという戦略は、最初にミッションや価値観を書いてバインダーにはさみこんでいく、フランクリン・プランナーでも同じですが、戦術として「具体的に」「数値化して」という点を強調していることで、フランクリンと差別化しているのかもしれません。 (フランクリンの研修では、もっと抽象的な言葉で価値観を記していくような感じでしたので)


その3へ続く。 手帳術と手帳戦略(その3) | 君のてのひらから