タイトル、つり気味ですね。 UCC上島珈琲がTwitterでやってしまったようです。
Togetter(トゥギャッター) - まとめ「UCCのキャンペーンがSPAM認定された件・速報」 http://togetter.com/li/4960
Twitterでのキャンペーン告知に関するお詫び| UCC上島珈琲 http://www.ucc.co.jp/gcs/twitter.html
【完結編】UCCのtwitter事件 | リアルタイムウェブ.jp http://realtimeweb.jp/archives/2012
では、どうしたらよかったのか。一ユーザーとして考えてみました。
順番
以下の順番で進めていくのが王道ではないのかなと思います。
- 企業の公式サイトでアカウントを取得したことを宣言
- 他アカウントをフォロー
- 双方向コミュニケーション
- 懸賞・キャンペーンについて発表
アカウントを取得したことを宣言
企業のページなどで、宣言しておきましょう。 これをしておかないと、第三者が勝手にやっていることなのか企業の公式活動なのかよくわからなくなってしまいます。 最近は偽のアカウントが先に取られている場合もありますので、きちんとケジメをつけておくのがいいかと。
他アカウントをフォロー
今回のUCCの事例であれば、いきなり@でメッセージを飛ばすのではなく、コーヒーについて発言していた人をフォローしていくのであれば問題なかったと思います。ただその場合でも突然フォローするのは唐突なので、自己紹介の文を工夫しておくとよかったかも。
- UCCの公式アカウントであること
- コーヒーや珈琲というキーワードを自己紹介やつぶやきに含む人をフォロー中であること
- コーヒーについての質問大歓迎であること
以上、がわかるような自己紹介文にしておくと、突然フォローされた人もそれほどとまどいを覚えずにすむでしょう。
あとフォロー作業は人手でやったほうがいいと思います。 無差別でフォローしているように見えるのはマイナスのイメージです。 どちらかというと次のコミュニケーションのほうが大事だと感じます。
双方向コミュニケーション
自己紹介しておいたとおり、コーヒーについての質問を受けつけてきちんと答えていくといいんじゃないでしょうか。 おいしいコーヒーの淹れ方情報は結構需要があったんじゃないかなと思うのです。 @でやってきた質問に丁寧に答えることで、その公式アカウントに対するフォロワーの信頼度は上がっていきます。
懸賞・キャンペーンについて発表
これだけのことをこなしておけば、それなりにフォロワーの数が増えているんじゃないかな。 そこで懸賞について発表すれば、RTなどで伝播していってより効果的なキャンペーンになったのではないかな… もはや想像でしかありませんが。
でも加ト吉さんのつぶやきなんかを見ていると、その思いを強くします。 twitterの企業アカウント運用は加ト吉から学べ/岐阜のヒューマネット専務ブログ http://hmn.livedoor.biz/archives/51285735.html
まとめ
一番ポイントなのは、フォロー・フォロワーの関係を構築していくことだと思うのです。 すぐできることではなくて、コツコツと時間がかかる作業ではあります。 でも、商売するっていうのは顧客との関係を築くことが大事なのではありませんか?
せっかく個々の顔が見えるTwitterという場で一方的にダイレクトメールを郵送するかのような行動を取るのは逆効果だと思う次第です。
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