私は三國志に、ゲームと人形劇と吉川英治から入ったくちです。
光栄バンザイ。
張飛の声はせんだみつお。
吉川英治『三国志』を読んで、曹操を好きになりました。
9/17 深夜0:00~放送 『蒼天航路』の箇条書きメモです。
今夜はみなさん熱く語っていましたねー。
・原作者・李學仁が途中亡くなって、物語で呂布が死んだあたりからよれはじめた
→でも、終りかたはすごく綺麗
→原作は小説スタイル
・藤崎奈々子は許褚(きょちょ)が好き
・序盤は劇画らしくエロと暴力満載だった
→董卓のころは最高!
→途中からエロ要素少なく
→2000年ごろ、講談社内でエロ禁止令が出たらしい
・屯田兵のくだりは経営ものとしても読める
→途中は島耕作かと思うくらいサラリーマンものに
・王欣太は元デザイナー
→この人は絵を描くのが大好き(いしかわじゅん、特に強調)
・マンガ表現に西洋絵画の表現技法を持ちこんでいる
→関羽 VS 張角のシーンとか = キュービズム?
→官渡の戦いのラスト = ゲルニカ
→アルタミラの壁画やクレタ文明の像まで登場
・蒼天航路の直前にモーニングで連載していた鄭問之(チェンウェン)の影響
→逆に直後のPCゲームのキャラデザでは、鄭問之が蒼天航路の絵柄の影響を受けている節もある
・筆を使うのが上手
→うまく筆を使っているのは井上雄彦とか
・今までの演義ベースの三国志ものは、劉備一辺倒
→曹操は信長系キャラ
→うまくニーズにはまった?
夏目の目
・このマンガのテーマは「大きさ」
例)
呂布 → 一騎当千を絵にできる画力
関羽 → 後の神様
曹操 → 他の大きな人物ものみこむ、反儒教=ロックンローラー
孔明 → エロの権化
曹操は儒教がちがちの世の中での「ルネッサンス」(岡田)
・演義ではなく正史に密着
→正史だと、孔明は赤壁の戦いに登場しないのであの表現はあり
・王 = 近代民主主義では測れない存在
→董卓できあがり
・モブシーンの顔がひとりひとり違う
→百家争鳴のシーンでは、儒者と仏教徒のファッションを描きわけている
→結果、みなキャラが立って、熱く人物を語ることに
・袁紹のイメージが官渡の戦いで一変
→序盤は典型的な小物キャラだったのに
・曹操 VS 劉備の対立軸で孫権かわいそう
・孫権の妹とかキャラ立っているのに、すぐいなくなってもったいない
→外伝がほしいくらい
・決めのポーズが歌舞伎っぽい
→アニメ化きつくない...?
・陳宮がいい(FAX)