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『始皇帝と大兵馬俑展』に行ってきた

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始皇帝と大兵馬俑展

1994年に世田谷美術館で開かれた「兵馬俑展」も見に行った私ですが、 日本では過去通算で6回も「兵馬俑」の名前を冠した展覧会が開催されているらしい。 7回目になる今回の展示、東京国立博物館で見てきました。

1994年の時も、NHKスペシャルで始皇帝に関する番組が組まれていましたが、 今回もアジアの古代遺跡の特集に合わせた企画で、NHKプロモーションの名前が協賛の中にあります。

始皇帝と大兵馬俑展 - 開催概要

始皇帝陵|NHKスペシャル アジア巨大遺跡

ぼんやりと残る約20年前の記憶と比較しながら、今回の展示を振り返ってみようと思います。

前半:秦が中国統一するまで

以前のこの手の展示というのは、歴史好きが来ることを前提に「春秋戦国時代の解説」は、 バッサリとされていなかった印象があるのだけど、丁寧に周王朝→東遷あたりの話から解説が始まります。

兵馬俑の内装品が、どのような文化的影響を受けて成立してきたのかという後半に向けた前振りです。

西戎との共存関係が、埋葬品などから感じられるようになったのは、様々な発掘調査が行われた恩恵なのかなと感じました。

以前はそれほど、秦の中にある「多様性」がクローズアップされていなかったように思います。これも時代でしょうか。

後半:兵馬俑の中

馬車の復元や、本物の「俑」が悠々と展示されていました。「俑」の顔は一体ごとに異なっていることは知っていましたが、 弓兵や騎馬兵、指揮官などどうやら当時の兵制に則ったらしいバリエーションについての解説が主です。

毎度のことながら、その「写実」のレベルについては驚かされます。 一体一体、360度どちらからでも見られるように展示されていますので、 じっくり見ることが可能です。

展示の最後には記念撮影コーナー。兵馬俑の一員になれます。

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なお、この時代を描いた漫画「キングダム」の協賛記念撮影スポットもありますので、 お好きな方はどうぞ。左から2番めが後の始皇帝です。

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館内ガイドを借りるかどうか

税込520円です。

毎度迷う人もいるかと思いますが、展示パネルの解説が丁寧なので、そんなに必要ないと思いました。 壇蜜のナレーションは淡々と枯れていて観賞の邪魔にはなりません。展示のされ方もそうなっていましたが、 正面からだけでなく「裏からも見てみましょう」などと様々な角度から見ることを促してくれるのはいいなと思いました。

常設展も見よう

東京国立博物館 - トーハク

時間が許すのであれば、特別展のチケットで入ることができる常設展も楽しんで行きましょう。 撮影可能な展示も多くあり、コンデジを持っていかなかったことを心底後悔しました…。

f:id:atauky:20151104234935j:plain 源頼朝の坐像です。

f:id:atauky:20151104235017j:plain 綺麗にとれませんでしたが、国宝「長船長光」です。