星座のなかで明るい星から順にα星、β星とつけていく。
(例外の方が多いような気もするが。通例そうなっている)
例えば、デネブは、はくちょう座 α星になります。
さそり座には3番目にあたるγ星が存在しない。
最近、子どもが天文が好きになりつつあるようなので、我々夫婦が小学生だったころの星座の本を取り出して気がついたことです。
昔はこんなこと気がつかなかったんだけどなぁ。
答えは、さそりのはさみ部分が、てんびん座になってしまったから。
てんびん座の星の名前はアラビア語由来の「ズベン・エル・ゲヌビ(南の爪)」とか「ズベン・エス・カマリ(北の爪)」となっていて、もともとさそり座の一部だったと推測されています。
メソポタミア文明ではさそり座だったものがギリシアに伝わって、てんびん座と分割されたんでしょうね。