Ubuntu Linux 8.10 Wubiインストールで試す | 君のてのひらから の続き。
sambaがトラブル?
samba文字化け対策
sambaでマウントしたファイルが文字化けるのは、Linuxに触り始めた10年くらい前から定番のトラブル。Ubuntu側の文字コードがUTF-8なので、以下の通り、設定しました。
/etc/samba/smb.conf
[global] dos charset = CP932 unix charset = UTF-8 display charset = UTF-8
↑[global]のすぐ下に、上記3行を追加する。
LinkstaionにWindows共有で接続
アクセス権限を施した先に登録します。 Windowsからのファイル読み書きは確認ずみ。
「場所」→「サーバへ接続」 「Windows共有」を選択 ・サーバ名: LinkStationに割り当てられたIPアドレス ・共有する場所: Linkstationに登録した共有フォルダ名を入力 ・フォルダ: 空欄でOK ・ユーザ名: Linkstationに登録したユーザ名を入力(私の場合、takuya) ・ドメイン名: Windowsネットワークの名前(WORKGROUP, MSHOME...など)
パスワード入力を求められるので、Linkstationのユーザに設定されたパスワードを入力してください。 ちゃんと.gvfs配下にマウントされました。
sambaがトラブル?
しかし、せっかく接続したNASなのに、
○ ファイルを読むことはできる(音楽再生可能) ○ ファイルの削除はできる × ファイルをコピーすることができない (ファイルをドラッグ&ドロップでコピーしても、0バイトのファイルが作成された後、異常終了し、詳細情報を見ると「invalid argument」と表示される) × smbclientで接続しての、putでもファイル書き込みできない ○ smbclientでの、getは可能
ファイルが書きこめなければ、便利さ激減です。 いろいろsambaまわりの言葉をキーワードに検索をかけてみましたが、同じ症状の人が見当たりません。 しかしながら、作業をしているうちにあることに気がつきました。
× Wanderlust on Emacsからのメール送信が失敗することがある × ブログの更新がうまくいかないことがある × Google Readerなど、AjaxなWebアプリの表示が非常に遅い × Google検索時、「検索」ボタンをクリックしても、検索結果が表示されないことがある
なにかPCから送信をするタイプの作業がことごとく失敗することがある...ということは? 疑う箇所は、sambaではありませんでした。
Array.org提供カーネル
無線LAN接続を切り、有線での接続に切り替えると.... 先程×だった作業が全て問題なく終わった! というわけで、悪いのは無線LAN接続関連。 そこで、Ubuntuで無線LANを使うときにはよいとされる、Array.org提供のカーネルを導入することにしました。
Array.org EeePC Ubuntu Repository http://www.array.org/ubuntu/
Setup & Installation - Intrepid Ibex (Ubuntu v8.10) - Array.org EeePC Ubuntu Repository http://www.array.org/ubuntu/setup-intrepid.html
上記ページの手順に従って導入。コマンドラインによる指示は楽でいいなぁ! 再起動して、OS選択をした後、GRUBの起動選択画面に入り、導入した「eeepc」のカーネルを選択します。
結果、無線でも上記作業がうまくできるようになりました。 sambaの問題かと思われた箇所も解決です。 これでまた乗り換えに一歩近付きました。