その2 自宅測定編の続きです。
WiMAX WM3300R Wifi接続@横須賀線
転送性能については、あまりおもしろみのある結果が出ませんでした。 Wifi経由の接続で
- 下り: 0.7Mbps
- 上り: 1.7Mbps
という結果。
—— BNRスピードテスト (ダウンロード速度) —— 測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001 測定日時: 2010/03/23 22:40:15 回線/ISP/地域: ————————————————– 1.NTTPC(WebARENA)1: 737.472kbps(0.737Mbps) 92kB/sec 2.NTTPC(WebARENA)2: 461.108kbps(0.461Mbps) 57.34kB/sec 推定転送速度: 737.472kbps(0.737Mbps) 92kB/sec
上り(アップロード)速度テスト結果 データ転送速度 1.74Mbps (217.55kB/sec)
これでは、自宅と大差ないし、ストレスないし、ネタにならない…
ですが、多分この記事をWiMAX加入直後に書いていたら、 「よくもだましたアアアア」 と、エウメネスのAAつきで紹介することになっていたかもしれません。
そうはならなかったのは、ファームウェアアップデートのおかげです。
アップデート前 接続安定せず
「Try WiMAXで高速通信を試してみる」の記事で紹介したとおり、UD01NAで接続したときには、横須賀線利用中に接続が切れることはほとんどありませんでした。
ところが、100km/h超でとばす横須賀線でWM3300Rを使うと、ちょくちょくアンテナのアイコンが点滅します… Wifiで接続したPCもad[es]も、Webサイトへの通信がまったく安定しません。
ハンドオーバーに弱いと噂はありましたが、端末の差がここまでとは…
アップデート後 最初からこれなら
AtermWM3300R|ソフトウェア|ダウンロード|AtermStation http://121ware.com/product/atermstation/verup/wimax/wm3300r_fw.html
ですが、3月16日に出たバージョン2.0.0を適用すると、状況は改善しました。 横須賀線区間でも接続が切れません。
このあたりの改善具合については、こちらのブログで紹介されている動画でご確認ください。
デジガジェ獣のついうっかり。 » NEC Aterm WM3300R(ファームウェア Ver2.0.0)のフィールドテスト http://rayfactory.jp/blog/?p=157
転送性能の多少の改善よりも「切れない」ことによるストレス軽減効果はでかいです。 なお、WiMAXは理論上120km/hの移動中も使用可能なのですが、横須賀線はその120km/hが最高速度になります。
では京急の蒲田から川崎の間で特急に乗っているとどうなるのか…京急も120km/h運転です。 今度ためしてみましょう。
その4 ケース・電池編で、電池、カバーケースなどの話題を取り上げようと思います。