シリーズの続き、東北新幹線で使ってみました。
在来線の横須賀線あたりでハンドオーバーが不安になるWiMAXと比較して、安定して通信の受け渡しができるという印象があるFOMA。東海道新幹線であれば、BBモバイルとノートパソコンを接続して、充実のネット生活ができますが、いかんせん、東北新幹線には電源がない! 無線LANの通信もできない! というわけで、BF-01Bを持ち込みましてどの程度通信できるのか実地調査してみました。
2010年11月12日(金) はやて15号に乗車して、東京から八戸までE列(進行方向左側)の席に座って実測した結果となります。 DoCoMoの今後の展開次第では、接続がよくなったり、悪くなったりする可能性がありますので、ご承知おきください。
移動中の通信状況
東京から大宮
BF-01Bの「Wireless」ランプはずっと青色で推移しました。 上野駅の地下ホーム前後も問題なし。
大宮から仙台
利根川をわたるポイントで一度だけ「Wireless」ランプは赤くなりました。それ以外はずっと青色です。
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トンネルも福島を過ぎたあたりから増えてきますが、短いトンネルであれば、セッションは継続されます。
つまり200km/h以上で移動している新幹線でもハンドオーバー問題なしってことですね。
この点120km/hが境目のWiMAXと違うところです。
仙台から盛岡
ますますトンネルが増えていきますが、仙台駅を出た直後に赤くなった以外はずっと青を継続しています。
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Webブラウザの使用には問題のないレベルだと思います。さすがにストリーム系の通信は厳しい感じになりますので、Ustream、Radikoなどは視聴が難しいです。(とはいえ、この辺はその2 通信制限編で制限されているはずの通信なのですが)
盛岡から八戸
駅だけで通信ができる程度の状態になります。盛岡から先は途切れ途切れの通信となると覚悟しましょう…。
そして、東京から八戸の間、ほぼ通信しっぱなしだったわけですが、電池交換、充電なしでした。これはカタログスペックからも当然の結果ですね。
まとめ
というわけで、東京から盛岡までの間でWebブラウズに使う程度であれば、まったく問題のない通信状況と言えるでしょう。仙台までであればUstreamでの動画視聴も問題ない感じです。 WiMAX好きな私ではありますが、新幹線クラスの高速移動となりますと、FOMAなどの3Gが実用的な選択です。ソフトバンクやイーモバイルのアンテナ状態はわかりませんので、確信をもっていけると私が言えるのはFOMAのみですが… 新幹線での出張が多くあるような人で、モバイルルーター導入を検討されている場合には、WiMAXのWM3300Rより、BF-01B(DWR-PG)のほうをオススメします。
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