ツイートから
仕事の研修で「我々はプロなんです。アマチュアではいけないんです。…ところでプロってなんでしょうか?皆さん考えてみてください」というグループ討論をする場があったんだけど、
— ななめ (@NNM_AF) 2016年5月30日
「自己犠牲の精神がある」とか「給与に関係なく情熱を注ぐ」とか発言が出て概ね皆同意してたのに頭抱えてました。
「プロとアマ」と「玄人と素人」の違いについて考えてみた
アマチュアはその語源が「愛する人」なので、その物事に対する「愛」は必須。 「愛」にこだわるのはプロフェッショナルではなくて、アマチュアということになります。
日本語にしたときに「プロフェッショナル」は「玄人」に、「アマチュア」は「素人」に対応すると思われているが、 「玄人」と「素人」を分かつのに「職業としているかどうか」という違いしか見いだせない。 冒頭のツイートは「プロなので、アマチュア(愛だけ)ではいけない」に対して「プロに必要なのは愛だろ」というやりとりになる…。
というわけで、冒頭のツイートの問が投げかけられたら
- 自分はある技量を発揮することで報酬を得ていると宣言すること
- 報酬を継続的に獲得できること
と答えるようにします。
なお辞書的には
その事に経験が浅く、未熟な人。その道で必要な技能や知識をもっていない人。また、その事を職業・専門としていない人。
技芸などに熟達した人。ある一つの事を職業、専門としている人。専門家。
となっている。技量の有無、職業としているかどうかがポイントになりそうです。
- 未熟だが、職業にしている人
- 熟達しているが、職業にしていない人
に当たる言葉を考えると、こうなるかなと思います。
「プロフェッショナルとアマチュア」「玄人と素人」という言葉の成り立ちと意味をごちゃっとするとよくわからなくなる事例だったということですかね。
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