衝撃の「Google日本語入力」の発表から10日あまり経過しました。 開発者のメンバーを見るにつけ、期待はふくらむ一方です。
使ってみた感想をまとめてみます。
いいところ
「z」から始まるローマ字入力ルール、Tabによる補完などに、SKKっぽい要素をほのかに漂わせているのが、ぐっときました。
Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力 http://googlejapan.blogspot.com/2009/12/google_03.html
Tabキーを駆使すれば、キータイプ数を少なくすませることができるかもしれません。 このあたりは携帯電話の入力に似ているので、スマートフォン(Google Android)を狙っているのかな…とも思いましたが、下の記事を見る限り狙いは違うようです。
IMEはモバイルに対応する予定はないという。ユーザーニーズがPCとモバイルで異なる上、システム上の制約も異なるためとしている。
「Google日本語入力」開発者が語る、その狙い - ITmedia News
辞書のサイズを調整したりする必要があるのかな。 ちょっと残念です。
ネットブック用として
キーボード
使っていたのですが、キーボードが小さくてうちづらい、ネットブック Dell Inspiron mini 9 で常用することにしました。 キーボードが打ちづらいと、SKK系統の文字入力はとたんに効率が落ちてしまう感じがします。 ですが「補完」「予測変換」といった要素が、うちづらいキーボードという条件をうまく補ってくれて、文字入力の効率が上がるように感じたからです。
話題
実際使ってみて楽でした。 ネットブックでは、Twitterをしていることが多いですが、こういうときの文字入力が実に楽です。 話題になっているような言葉、人名を入力しようとすると、補完候補に入力したいものが出てくる可能性は高いです。 がんがん、Twitterでつぶやくような人には向いているのではないでしょうか。