この暑いなかでスーツ姿の学生さんを見かける頻度がまだ多いですね。 内定保有率も昨年と比べてかなり低くなっているようだし、大変なんだろうなとは思います。 SPI、ES、面接で勝負することに変わりはないようですが、SPIは、SPI2になり、コンピュータセンタで受験すれば、いくつかの企業に使いまわせたりするようになっているんですね。少しだけ、時代を感じてしまいます。
SPI2 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/SPI2
このSPIで出題される問題なんですが、試験対策本が書店で平積みになっているくらいなので、対策が必要とされている...と一般に認識されているようです。まぁ、なるべくいい点とりたいですもんね。 新卒の就職活動をしていた当時、どんなものなんだろうとドキドキしながらSPI対策本を手にとってみて、私が抱いた感想は「なつかしい」でした。
SPI試験問題 【完全対策】~SPI2対応~ http://saisokuspi.com/
○○算
非言語分野で出題される鶴亀算、旅人算などの○○算の問題は、私にとっては、中学受験をするときに見たものばかりです。逆に言うと、中学受験未経験者には見慣れない問題ばかりということです。 この部分に関しては、かなり大きなアドバンテージになりそうです。同じ大学に入る学力だったとしても、経験に裏打ちされた「慣れ」の分、早く問題を解けたりすることもありますから。
四字熟語
私自身は中学受験時に四字熟語や同意語、反意語は叩きこまれましたので、楽々解くことができました。上の○○算に比べれば、中学受験経験の有無との関係は薄そうですが... その他、言語系の問題だと二語の関係の問題はICUの入試に似ていますね。
○○算の類の問題は、高校入試以上ではまずもって出ません。同様に単純にボキャブラリーの豊富さを問われる試験というのも、あまり出ないのではないでしょうか。
まとめ
ここまで書いてはきたのですが、正直SPIなんて参考程度にしか見ていないと想像します。 (あまりにも低い点の場合に足切りに用いるくらい? 実際に面接とかしてみたいです。) ですが、SPI対策分の心理的負担が軽くなるというのは、あるかもしれせん。 ただでさえ、新卒の就職活動は当の本人にとってはストレスですからね。よけいな負担をかかえこまず
しかし、大事なのは、面接で「ああ、この人といっしょに働きたいなー」というイメージを面接官に持たせることができれば、まずもって不合格になることはないと思います。ああ、身も蓋もない。