(5) 操作・プリンタ編の続き。
注意点?とここまでの感想をまとめてみます。
注意点
MoneyLook
最初に挙げた目標のうち、MoneyLookはMac版がないためいかんともしがたい。 MikuInstallerを使ってie4linuxなど使ってインストールしてみたが、起動後の動作が思うようにいかなかったです。 ネットブックにインストールするか、VMware Fusionのような仮想マシンを導入するしかないのかな… これだけ高速なCPUと潤沢なメモリがあれば仮想マシンもサクサク動作できるでしょう。 いろいろ試してみたいと思います。
ad[es]との連携
Missing Sync導入すればいいのはわかっているのですが、ad[es]スタンドアロンで使っていてほとんど困らないので、そのままにしてあります。 カメラの撮影内容ならばGmailに上げていますし。
AOSS
MacAirを売りたいからなのかどうかはわかりませんが、SnowLeopard環境で、BuffaloのAOSSクライアントが動かないのは困りました。 しかたないので、Linuxの時と同じように下記のページを参考にして、設定してみてください。
AOSS機能を使用して無線親機の暗号化設定がされている場合 http://buffalo.jp/download/manual/html/air970/router/whrg54s/chapter111b.html
上記のMoneyLookでもそうですが、常用しているアプリがあるときに、別環境で類似のソフトがあるかどうかを調べておく必要はあると思います。
ウィルススキャン
フリー(寄付歓迎)で使えるウィルススキャンフロントエンドCalmXavを導入しようとしましたが、まだ10.6 SnowLeopard対応版はパブリックベータの模様です。 正式版が出たらインストールしてみようと思います。
感想
MacOSの印象
私のイメージは漢字Talk7.5.3時代のものですが。
- Unixベースになって爆弾を見ない
- ことえりがバカ変換をしない
- 右クリックができる
という点で驚いています。 安定性の向上は信じられないくらいです。 今をさること8年前、大学時代、Unixラブだった友人がこぞってMac使いになった気持ちが今になってわかる気がします。
移行してみて
今回思い切って、WindowsからMacに乗り換えてみるというちょっとした冒険をしてみました。 ここまでやってみて、思ったより苦労せずにすみました。
クロスプラットフォームで動くアプリケーションも増えています。 Audacity・Filezilla・Firefox・Adobe Airで動くTweetDeck、これから動かそうとしているEmacsもそうです。 またデータ自体もGoogle Document、Dropboxなどで共有しているので移行も楽チンでした。
今の時代やりたいことを実行するのに、OSの差はそれほどないなと思いました。 Mac OSは確かに安定していますが、なんだかんだ、WIndowsXPも安定していました。 操作性についても、そもそもWindowsのショートカットはMac由来のものが多いので違和感ありません。 LinuxでもGnomeなどでは、Windowsを意識したショートカットが用意されているので、この点で戸惑うことは今後少なさそうです。
そうなると、コンシューマ向けにこのOSを使ってくださいというためには、OSを作っている会社が魅力的な独自のアプリケーションを用意する必要がありそうです。 iLifeなんかはその戦略に乗って作られているんだろうなと思いました。 実際、iPhoto、iMovieなんかは良くできていると思います。私自身もっと使っていきたいと思いますし、このあたりの魅力をアピールしていけば、いろんな人にオススメできるんじゃないかな。