フローチャートではかれるのは「段取り」の力だけ

フローチャートの議論で、フローチャートなんて、研修や新人を教育するときにしか見たことないです。

参考URL

フローチャートFizzBuzz問題 - novtan別館
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20080719/p2

言語なんて何でも一緒(でない場合もある) - ぼくが真実を口にするとほとんど全世界を凍らせる
http://d.hatena.ne.jp/goodbye_bluemonday/20080720/p1

フローチャートの呪い - カレーなる辛口Javaな転職日記
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20080719/p1

システムエンジニア不要説 - masayangの日記(ピスト通勤他
http://d.hatena.ne.jp/masayang/20080719/1216511611




COBOLで処理するバッチ系の処理であれば多少、役にたつかな...と思いますが。
フローチャートでわかるのは、ちゃんと段取りを踏んでいるかどうかだけです。

・ファイルオープンする前にマッチング処理開始、データどこから読むんだよ...とか
・おいおいそれじゃ、マッチング元のレコード上書きされているじゃないか
などという事態を未然に防ぐことができます。

もちろんできる人は、こんなばかばかしいことしないと思いますが、経験のない新人なんてこんなレベルなんです。

たとえば、会議の調整をするのに、参加者のスケジュールの空き状況確認しないで
「会議室○○番が空いていたので、×月×日13:00からでお願いします」
などと、いきなり言ってきたら、アホかと。私はその日出張で終日オフィスにおりませぬ。

少なくとも、

1) 必須の出席者を確認
2) 出席者の共通の空き時間を確認
3) 出席者のスケジュールを抑える
4) 会議室の空き状況確認
5) 会議室を抑える
6) メールなどで開催を連絡

ってな段取りを踏むでしょう。
でも、こういう段取りを踏むことができない人もいるんです。
ファイルを開かずにデータを読もうとしたりするんです。

システムエンジニア不要説 - masayangの日記(ピスト通勤他
http://d.hatena.ne.jp/masayang/20080719/1216511611


もちろん、机上検証で見つかる凡ミスもあるだろうけど、そんなのはズボンもパンツも履かずに会社に向かうのと同じくらいのレベルの間違いだろう。



ズボンとパンツを履いているのか?と確認するためのツールフローチャートです。
でも、そういう確認をしなくてはならないレベルの人がいるのも事実です。

※ 「こんなん採用してくるんじゃねー!」という話は置いといて...

こういうところから積みあげていかないと、「コードを書けないシステムエンジニア」を量産するばかりになってしまうことにはならないでしょうか?



10分で作るRailsアプリ アプリケーション編 - masuidrive
http://masuidrive.jp/rails/rails_app.html

しかしながら、フローなんかよりデータレイアウト(DBでのデータの持ちかたとか)を考えないといけないとかな...と考えたりします。

・全レコードをunloadするのが一日の始まりです
・1レコード、何カラムあるんですか?
・E-R図なんてものはないよな...正規化なんて言葉も知らないんだろうな
・なんとか区分やめてください。if分岐が、テスト工数が...
・テーブルレイアウト変わるから移行が大変面倒です。

これはフローの問題ではないよなぁ?